競馬回顧録 〜〜結果を振り返って注目の馬・レースなど〜.2〜
【【12月1日(日)】】
■中山11R
3着のミッドサマーフェアに注目です。
3歳春にはG2のフローラ賞を勝ち、オークスでは1番人気にもなり、
夏にはクイーンSで軽ハンデだったとはいえ、
古馬に混じって3着と健闘しチカラのあるところをアピール。
ここ近走は自慢の末脚が不発に終わっていましたが、
今回は鞍上の蛯名騎手がそれならばと、
出遅れた馬よりも更に後ろから進める作戦に出ました。
普通なら後ろからでダメなら前に行ってみようと思いがちですが、
蛯名騎手はこの馬を信じ、「末脚をもっと活かすには?」
と試行錯誤したのだと思います。
結果的には脚を余しての3着でしたが、
強いミッドサマーフェアの復活が窺える3着でした。
今後も要注目だと思います。
■阪神9R
勝ったのは北海道競馬から移籍したばかりの、
”ランウェイワルツ”。なんと単勝オッズは153倍でした。
地方出身だからというだけで評価が下げられていたので、
盲点になっていたことは間違いないでしょう。
休み明けで体重も+18kgでしたが、
太め感もなくキッチリ仕上げられた印象で気合も充分でした。
中央の流れにも問題なく乗れていて、
直線の伸びはスパっと切れるわけではなく、
ジワジワ伸びる重戦車型で安定感抜群。
これは大物の可能性もあります。
■中京12R
2着のジョーアカリンはなかなか勝ちきれない馬ですが、
常に好走する優等生タイプ。
後ろからいく脚質なので取りこぼしも多いですが、
なかなか人気にはなりにくいので、今後も、
余裕があるようなら、常に馬券の端っこに押さえておくと、
美味しい思いをすることが、ありそうです。