競馬予想会社の元社員が送る、競馬コラム!

買い足しおじさん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛りの、大井競馬場。

特別なレースがなければ、閑散としている観客席。

 

 

馬券を買って、ほっと一息。次のレースを検討していると、

前の席に、中年おじさんが座った。

 

 

おじさんも、馬券を買ってきたようで、

競馬新聞に書き込んだ、買い目と馬券を比較していた。

 

 

すると、おじさん、いきなり立ち上がって、また馬券売り場に。

 

 

買い忘れた目があったか、金額を間違えたな・・

と思っていると、おじさん、帰ってきた。

 

 

再び、買ってきた馬券と競馬新聞を見比べる。

また、また、立ち上がる。また、また、馬券売り場に。

 

 

 

この時点で、僕は思った。

買い足し、おじさんだ。

 

 

 

恐らく、レースがはじまるまでに、3回は買い足すだろう。

そう思って観察していると、案の定、レースがはじまるまでに、3回、席を立った。

 

 

レースが終わり、本命サイドで決まったので、僕の馬券は紙くずに。

そして、買い足しおじさんの足元にも、馬券のくずが。

 

 

ギャンブルに向かない人というのは、確実にいる。

 

 

馬券を買い出すと、見境がつかなくなって、

信じられない大金をいきなりつぎ込む人も、そうだが、

買い足しおじさんのような人も、向いていない。

 

 

完全に、疑心暗鬼になって、

出走している馬が全部勝つような妄想にとり憑かれ、

買い目を切ることができないのだ。

(パチンコで永遠打って結局飲まれてしまうのも、また、買い足しおじさんだ...!)